イベント企画・演出

担当者必見!入社式は何をすべき?式次第から当日の演出・トラブル対策まで解説

こんにちは。会場の検索サイト「MICE会場マッチ」運営のライターチームです。

毎年春になると、多くの企業で入社式が行われます。入社式は新入社員にとって社会人生活の第一歩であり、企業にとっても重要なブランディングおよび組織文化浸透の機会です。
しかし、「入社式では何をすればいいのか」「どう準備すべきか」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。

この記事では、企業側の視点から入社式に必要な準備、実施内容、運営ポイントまでを網羅的に解説します。入社式をより印象的で効果的な場にするためのヒントを、実践的なチェックリストとともに紹介します。

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入社式の目的と意義

入社式は単なる形式的なイベントではなく、次のような重要な目的があります。

  • 社員としての所属意識・帰属意識を高める
  • 経営理念・社訓・社風の共有
  • 社員と新入社員との最初の接点づくり
  • 社内外へのブランディング発信

この場を通じて、新入社員に企業文化を印象づけ、早期離職を防ぐ効果も期待できます。
また、経営トップの考えや想いを直接伝える貴重な機会でもあり、企業全体の方向性を共有する場としても重要な役割を果たします。

入社式の一般的な構成(式次第)

多くの企業で採用されている一般的な入社式の流れは以下の通りです。

  1. 開会挨拶(司会)
  2. 社長または代表取締役の挨拶
  3. 役員紹介
  4. 新入社員紹介・氏名呼称
  5. 辞令交付
  6. 社訓・経営理念の紹介
  7. 記念撮影(集合写真)
  8. 閉会挨拶

企業によっては、先輩社員からの歓迎スピーチや、内定者時代のムービー、社内紹介ツアー、歓迎の言葉、交流ランチなどの工夫を加えることもあります。こうした追加要素は、企業のカラーや文化をより深く伝える演出として効果的です。

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入社式の準備チェックリスト

入社式をスムーズに行うには、事前準備が非常に重要です。以下の項目を参考に計画を立てましょう。

1. 式次第と台本の作成

役割分担を明確にし、台本には時間配分、登壇順、セリフ例を記載します。式進行に必要な司会台本や、登壇者の発言スクリプトも用意しておくと、安心です。

2. 会場設営

座席の配置、マイク・プロジェクター・音響設備、受付カウンターの設置などを確認。装飾や看板、バナーの設置も企業イメージを強調するために効果的です。

3. 案内の送付

新入社員へ集合時間・場所・服装・持ち物・注意事項を記載した案内メールを事前に送信します。また、返信の確認とリマインドのタイミングにも注意を払いましょう。

4. 備品・配布物の準備

名札、辞令、会社案内、研修資料、記念品、ウェルカムレターなどを用意。新入社員にとっては記念品やメッセージカードが特に印象に残りやすいため、心を込めた準備が大切です。

5. リハーサルの実施

当日混乱しないよう、司会や登壇者とリハーサルを行います。特にカメラ・音響チェック、映像・音声のテストは入念に行いましょう。

6. 緊急対応フローの確認

天候や交通トラブルによる遅延、新入社員の体調不良など、万一に備えて連絡体制と代替案をあらかじめ共有しておくと安心です。

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新卒社員が準備しておくべきこと

企業側だけでなく、新卒社員側にも入社式に向けた準備が求められます。以下に基本的なポイントをまとめましたので、事前に新卒社員に伝えておきましょう。新卒社員の不安を減らすことができます。

1. 服装と身だしなみの確認

スーツは清潔感のあるビジネススーツを選び、シワや汚れがないか事前にチェックしましょう。靴も磨き、髪型やメイクも控えめで整った印象を意識します。

2. 持ち物の準備

案内メールなどで指定された持参物(筆記用具、印鑑、身分証など)を前日までに揃えておきましょう。また、メモ帳やスケジュール帳があると便利です。

3. 自己紹介・挨拶の練習

式中に名前を呼ばれたり、一言挨拶を求められる場面があることも考慮し、簡単な自己紹介を準備しておくと安心です。明るく、はきはきと話す練習も忘れずに行いましょう。

4. 会場や集合時間の確認

会場の場所や集合時間、交通経路などは事前に確認しておきましょう。遅刻は厳禁なので、余裕を持って行動することが大切です。

5. 心構えの整理

新社会人としての第一歩を踏み出す場であることを意識し、緊張しすぎず、前向きな気持ちで参加しましょう。失礼のない言葉遣いやマナーにも気を配ります。

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当日の運営ポイント

1. 時間厳守と円滑な進行

司会進行のスキルが求められる場面でもあります。事前の打ち合わせ通り、時間どおりに式を進めることが重要です。時計係を置いて進行管理するのも有効です。

2. 新入社員への配慮

新入社員は緊張していることが多いため、明るい雰囲気づくりやフォロー体制も重要です。言葉遣いや立ち居振る舞いについて、必要があればオリエンテーションで補足しましょう。笑顔での出迎えや、ちょっとした声がけも効果的です。

3. 撮影・記録

記念撮影の際には、SNS掲載や社内報用にカメラマンを手配するのもおすすめです。掲載には本人の同意が必要なため、事前に同意書を取得しておきましょう。社内ポータルやウェブサイトでの公開も検討しましょう。

4. 感染症対策

現在では、マスク・換気・アルコール消毒の対策も標準装備。状況によってはオンライン開催やハイブリッド形式も視野に入れましょう。会場の広さや座席間隔にも注意が必要です。

入社式に取り入れたい演出や工夫

企業文化を伝え、思い出に残る入社式にするために、以下のような工夫も有効です。

  • ウェルカムムービーや社史動画の上映
  • 先輩社員による体験談スピーチ
  • オフィスツアーの実施
  • ノベルティ・記念品の贈呈
  • ランチ懇親会(可能ならば対面)
  • 社内SNSでの紹介投稿
  • 内定から入社までの歩みを振り返るスライド

演出次第で「堅苦しい式典」から「心に残る出発点」へと印象を変えることができます。

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オンライン・ハイブリッド入社式の活用

リモート勤務の増加により、オンラインやハイブリッド型の入社式も一般化しつつあります。

メリット

  • 地方や海外の新入社員も参加可能
  • コストの削減
  • 録画による見返し・記録保存がしやすい
  • 感染症リスクの軽減

注意点

  • ネットワーク回線の安定性確保
  • 映像・音声トラブルの事前対策
  • 双方向コミュニケーションの工夫(チャット機能、アンケートツール等)
  • カメラ映り・背景の工夫

専用の配信ツール(Zoom、Microsoft Teams、YouTube Liveなど)を活用し、双方向性を高めるには、チャットやリアルタイム質問、アンケートなどを導入しましょう。

入社式の目的達成のために

入社式を単なる通過儀礼にせず、会社の価値観を共有し、早期エンゲージメントを高める場にするためには、綿密な準備と丁寧な運営が不可欠です。

以下のポイントを押さえると効果的です:

  • 経営陣からの明確なメッセージ
  • 社員全体による歓迎ムードの演出
  • 一体感を感じられる演出とフォロー体制
  • 入社後の研修や配属へのスムーズな導線づくり

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まとめ

「入社式で何をするか」は企業の方針や文化によって異なりますが、その意義をしっかりと理解し、準備と配慮を行うことで、新入社員にとって忘れられないスタートを切らせることができます。

2025年以降、働き方の多様化がさらに進む中で、リアル・オンライン問わず、心のこもった入社式を設計していきましょう。入社式の成功は、企業の未来への第一歩です。

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