こんにちは。イベント会場の検索サイト「MICE会場マッチ」運営のライターチームです。
イベントの企画を任されたものの、どのようなイベント内容にするか決められず、困ってしまう人は多いでしょう。本記事では、イベント企画の具体的なアイデアを厳選して20個紹介します。イベント企画を成功させるためのポイントや注意点も解説するので、イベントの企画内容に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

イベント企画の目的
イベント企画の目的は、イベントの種類によって異なります。例えば、社内向けイベントでは、従業員同士のコミュニケーション促進や、エンゲージメントの向上、企業理念の浸透などを目的とする場合が多いでしょう。
一方、社外向けのイベントは、主に新商品やサービスのPR、社会貢献などを目的として開催されます。また、ただ単に商品やサービスを宣伝するだけでなく、企業のブランディングを確立することを目的として実施される場合もあります。
【社内イベントの場合】イベント企画〜実施までの具体的な流れ
社内イベントを企画するところから、実際にイベントを開催するまでの大まかな流れは、以下の通りです。
イベントの企画を立案する
まずは、イベントの目的やスケジュールなどを明確にしていきます。イコミュニケーションの促進やエンゲージメントの向上など、はじめに目的から考えることをおすすめします。 また、社内から運営メンバーを選出しましょう。
イベントの内容を決める
次に、最初に定めた目的に基づき、イベントの内容を決定しましょう。参加する従業員がベネフィットを感じられるような内容を企画します。
日程や会場を決める
開催内容が決まったら、従業員が参加しやすい日程でスケジュールをおさえ、会場も決定します。
開催までの準備を進める
イベント運営メンバーの役割を決め、イベント開催に向けてそれぞれ準備を進めていきます。また、社内メールやオフィスの掲示板などでイベントの開催概要を案内しましょう。
イベントを開催する
あらかじめ作成したマニュアルに則り、イベントを進行します。イベントが滞りなく進行するよう、運営メンバー全員で協力して動きましょう。
社内アンケートを実施する
イベントの終了後には、参加した従業員にアンケートを募ることをおすすめします。参加者からのフィードバックは、イベントの効果を確認するうえで重要な資料です。
イベントを振り返る
イベントを振り返り、開催目的を達成できたかどうか確認しましょう。社内アンケートの結果も参考に報告書を作成し、次のイベントにつなげます。
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【社外イベントの場合】イベント企画〜実施までの具体的な流れ
社外イベントを企画するところから、実際にイベントを開催するまでの大まかな流れは、以下の通りです。
イベントの企画を立案する
まずは、イベントの目的やターゲット、スケジュールなどを決定しましょう。新商品のPRやブランディングなど、目的から考えていきます。
イベントの内容を決める
目的やターゲットなどの情報に基づき、イベントの内容を決定しましょう。
ターゲットの目線に立ち、参加したくなるようなイベント内容を企画します。
日程や会場を決める
集客率をアップさせるため、ターゲットに合わせた日程や会場を決定しましょう。たとえば、若者をメインターゲットとしたイベントには、都心の会場での週末開催が適しています。
開催までの準備を進める
開催当日に向けて、イベントの準備を進めていきましょう。公式サイトやSNSなどを通じて参加者を募ることも大切です。
イベントを開催する
いよいよイベント開催当日です。イベントがスケジュール通りに進行することはほとんどないため、臨機応変に対応しましょう。
参加者にアンケートを募る
イベントの終了後は参加者にアンケートを募ります。なるべく多くの回答を得られるよう、設問数を絞り込む、プレゼントを用意するなどの工夫をしましょう。
イベントを振り返る
上記のアンケート結果や来場者数、SNSの拡散数などのデータをもとに、イベントの振り返りを行います。
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イベント企画のアイデア20選
ここでは、イベント企画の具体的なアイデアを、「PRイベント」「社内イベント」「体験型イベント」「オンラインイベント」の4つの種類ごとに紹介します。
PRイベントのアイデア
フォトスポット | 思わず写真を撮りたくなるフォトスポットを設置すれば、イベント情報をSNSで拡散してもらいやすくなります。イベントのロゴが入った背景を用意したり、イベント専用のハッシュタグを掲示したりなどして、SNSでの拡散効果をより高めるとよいでしょう。 |
ポップアップストア | イベント限定のポップアップストアは、参加者にとって分かりやすいメリットとなり、集客につながります。新商品や限定商品など、ここにしかない特別感のある商品を取り揃え、参加者の満足感を高めましょう。 |
ワークショップ | 商品に触れてもらえるワークショップもおすすめです。体験型のイベントは参加者の満足度が高まりやすく、ブランドとのつながりをより強固にできます。(例)オーガニック食品を扱う企業なら、自社製品を使った料理教室など |
ノベルティの配布 | イベント限定のノベルティグッズを作成し、参加者にプレゼントします。ブランディングを意識するとともに、独自性を演出しましょう。また、実用性の高いアイテムなら、企業やブランドの存在を日常的に意識づけることができます。 |
インフルエンサーとのタイアップ | ターゲット層に人気のインフルエンサーとのタイアップもおすすめです。著名人を起用すれば、イベントに注目が集まりやすくなります。発信力を持つ人物を起用することで、高い集客効果を見込めるでしょう。 |
社内イベントのアイデア
表彰 | 優れた成果を達成した従業員を表彰することで、モチベーションアップを期待できます。商品券や金一封など、賞品を贈呈するとより一層効果を高められます。上司や同僚などからのメッセージなどもおすすめです。 |
他部署見学 | 他部署を見学することで、普段はかかわりのない部署の業務内容への理解が深まり、部署の垣根を超えたコミュニケーションが促進されます。見学するだけでなく、実際の業務を体験してみるイベントを実施する企業もあります。 |
ウォーキング大会 | 従業員の健康増進をはかるため、ウォーキングイベントを実施する企業が増えています。。健康が促進されることで、業務のパフォーマンスアップにもつながります。誰でも気軽に参加でき、歩数や距離などの数値を測ると達成感も得やすいでしょう。 |
社内宝探し | オフィスのどこかに宝を隠し、従業員同士がチームを組んで宝探しをするゲームです。協力しながら宝を探すことで、従業員同士の絆が深まります。部署やチームの垣根を超えて協力し合えば、普段はあまりかかわりのない従業員同士のコミュニケーションを促進できます。 |
ボランティア | 地域のゴミ拾いや高齢者施設、保育園などでのボランティア活動をする企画です。従業員の社会貢献への意識を高めると同時に、人から「ありがとう」の言葉を受け取ることで自己肯定感の向上にもつながります。 |
体験型イベントのアイデア
謎解きゲーム | 会場内やエリア内に隠された謎を解き明かすゲームです。大人から子どもまで楽しめるので、幅広い年齢層が参加するイベントに向いています。ストーリー性のあるイベントや、AR技術を活用したイベントもあります。謎を解いた人にはプレゼントを用意するとよいでしょう。 |
脱出ゲーム | 謎解きゲームの1種で、閉ざされた空間からの脱出を目指します。脱出イベントを提供している制作会社に依頼すれば、本格的なイベントを開催できるでしょう。 |
手芸・工芸体験 | 参加者に手芸・工芸などのものづくりを楽しんでもらう企画です。作ったものと一緒に、イベントの思い出も家に持ち帰ってもらえます。 |
バーチャルスポーツ | サッカーやサイクリングなどのスポーツをバーチャル仮想空間で楽しむ企画です。大きなモニターを設置すれば、迫力あるコンテンツを楽しめます。屋外・屋内どちらでも開催できる点もメリットです。 |
モバイルスタンプラリー | スマートフォンを使ってスタンプラリーを行う企画です。会場内の各所でモバイルスタンプを獲得できるようにして、指定された数を集めた人にはプレゼントを用意します。会場内を周りながらスタンプを集めてもらうことで、回遊性が向上します。 |
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オンラインイベントのアイデア
オンラインセミナー | オンラインセミナーは参加人数の制限がなく、全国各地から参加してもらえるため参加者を増やすことができます。配信ツールによっては、チャット機能やアンケート機能が利用できるものもあります。 |
オンラインクイズ大会 | イベントの定番であるクイズ大会も、オンライン開催なら数百人、数千人規模の人数が一度に参加できます。全員で盛り上がりやすく、一緒にクイズに挑戦することで親睦も深められます。 |
オンラインマラソン | スマートフォンに走った距離を計測できるアプリをインストールして、期間内に走った距離を競うリモートマラソン企画です。走行距離が最も長かった人には景品を贈るようにすると、参加者のモチベーションを維持しやすいでしょう。 |
オンラインヨガ | ヨガのインストラクターを招き、自宅からレッスンに参加する企画です。従業員の運動不足解消として、社内イベントに取り入れることもおすすめです。 |
オンラインものづくり | 参加者の自宅に体験キットを送り、オンラインを通じて講師と一緒にものづくりを楽しむ企画です。参加者はそれぞれの自宅から参加できるので、緊張せずリラックスした気持ちで取り組めます。 |
イベント企画を成功させるためのポイント・注意点
イベント企画を成功させるためには、次の4つのポイントに注意することが大切です。
イベントの開催目的に合わせた内容を企画する
イベントの企画内容は、開催目的に合わせて決定する必要があります。イベントの企画は、あくまで目的を達成するための手段です。「なにをするか」よりも、「誰に」「なんのために」という目的を起点として、目的を達成につながる企画内容を考案しましょう。また、そのためには、イベントの目的やターゲットをできるだけ明確にすることも重要です。
イベントに参加するベネフィットを示す
より多くの人に参加してもらうためには、参加者に対して具体的なベネフィットを提示することが大切です。例えば、「参加すると◯◯に関する知識を得られる」「新商品のサンプルがもらえる」といった要素は、分かりやすいベネフィットとなります。
プランBを作成しておく
ゲストの体調不良や悪天候など、イベントに予期せぬトラブルはつきものです。予定通りにはいかない前提で、トラブルに備えたプランBを作成しておきましょう。なお、プランBは当初の予定の代替案である必要はなく、トラブル時の対応フローと考えて問題ありません。例えば、ゲストが突然の体調不良でこられない場合に備えるなら、お知らせや返金対応のやり方を決めておきます。
イベントの内容を詰め込みすぎないようにする
イベントの企画段階では、イベントのアイデアがどんどん浮かんでくる場合も多いでしょう。しかし、あれもこれもと内容を詰め込みすぎると、かえってどれも中途半端になり、目的やターゲットがぶれてしまう場合があります。まずは軸を1本決めて、内容を盛り込みすぎないよう注意しましょう。
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まとめ
イベントを成功させるためには、開催目的やターゲットに合わせて企画を練ることが大切です。ぜひ今回紹介したアイデアを参考に、目的の達成につながるようなイベントを企画してください。また、イベントを成功に導くためには、会場探しも重要なポイントです。
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